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山菜・キノコ

山菜やキノコは、山国長野に住む私には身近なものであるが、それらに精通している人となるとなかなか居ないものだ。私も大した知識は無いのであるが、それだけでも渓流釣りの楽しみの幅が広がるし、採取するのは楽しい。
渓流を釣り上がる途中にあった倒木。そこに鈴なりに生えたナメコ。釣りの技術を上げ、望んだ釣果を得る。釣り人はその為に釣りをしているのかもしれないが、ふと目線を上げるともっと多くの楽しみがあると感じる。

「釣ったもの勝ち」「釣ったものが偉い」
私はこんな言葉が嫌いだ。釣り人が釣果のみしか価値を求めないなら、もうそれは釣りではなく漁と言えるかもしれない。渓流という一種の閉鎖的な釣り場には似つかわしくない価値観であると思う。

春の山菜、夏のイワナ、そして秋のキノコ。
どれも欠けてはならない渓流の醍醐味である。



 
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